★本記事は、サイト改造に伴い水曜日の青猫所有の別サイトに掲載の記事を大幅リライトし、先方を削除しました。

iCloudの自動バックアップ設定が分からないなぁ…
大切なデータが消えるのだけは、絶対に避けましょう。放っておくと、大切なデータが全部なくなっちゃう場合もあるからです。そんなとき、バックアップがあれば安心してリカバリーできます。つまり、失われたデータの復旧ができます。
そこで、この記事では、iPhone、iPad、MacでのiCloud自動バックアップ設定について紹介します!
- 自動バックアップの簡単設定手順
- バックアップの確認方法
- バックアップの問題解決方法
iCloudを一推しする理由


あなたが、Apple製品のユーザーなら、iCloud(あいくらうど)の活用をおすすめします。このiCloud推しには、自動バックアップに便利ということだけではなく、いくつか理由があります。
以下のポイントで、「iCloudの利便性と安全性」について説明します。
- データを安全に保つため
- 端末間でデータを共有するため
- 手動バックアップの手間を省くため
実は、iPhone、iPad、Macのバックアップは、iCloud以外でも可能です。しかし、それらの方法は、iCloudほど簡単でありません。とにかく、iCloudを活用した自動バックアップを推す理由は、ものすごく簡単だし、安全ということなんです。
iCloud以外によるバックアップについては、別途記事を書く予定ですが、そんなことから、この記事では「バックアップについては、iCloudによる自動バックアップ」を一推しします。
それでは本題。
さきほど掲げた、3つの理由について見ていきましょう。
① データを安全に保つため
データを安全に保つためには、定期的なバックアップが欠かせません。この定期的な・・・というのがポイントなんです。手動でバックアップでは、忘れちゃうことは絶対にありますから。
忘れちゃった部分で、マシンが壊れてしまう・・・これ十分にあるし、実際、筆者自身が経験したこともあります。
繰り返しますが、iCloudの自動バックアップ機能を利用することで、データの紛失リスクを大幅に減らせます。安全&安心。
特に、大切な写真や文書を守るために、定期的なバックアップは非常に重要です。
- 自動バックアップでデータの紛失リスクを低減
- 手動バックアップの手間を省く
- 定期的なデータ保護が可能
例えば、旅行中に撮影した写真が突然消えるといったトラブルも避けられる・・・というかバックアップから復旧することができます。それに、iCloudに自動バックアップされていれば、いつでもどこでもデータにアクセス可能。
このように、データを安全に保つためにiCloudの自動バックアップは非常に有効。
データの保護をしっかり行うことで、安心してデバイスを利用ち続けることができます。



データを自動バックアップすることで、紛失のリスクを最小限に抑えましょう 🐾
② 端末間でデータを共有するため
iCloud活用一推の、もう一つの理由は、複数の端末間でデータを共有するためです。
iCloudを利用すれば、異なる端末間(デバイス)でデータを簡単に共有できます。
つまり、iPhone、iPad、Mac相互でデータが同期され、同じものを使えるのです。
写真、メモ、カレンダー&スケジュール、住所録、WordやExcelで作った書類、あるいはパスワード 等々。
その共有ですが、とくに意識することなく使えるって感じ。
家のMacでWordで書類作成、気づいたことを「メモ」アプリにいろいろ書いて、また、このWord書類絡みで「ある約束事」をカレンダーに記録。時間が来たので出勤。
出勤途中、電車のなかで、あの「Word書類」と、それに関連して書いた「メモ」が気になり、携帯していたiPadでiCloudから目的にWord書類を確認。さらに気になった部分があったので、「メモ」を立ち上げて追記、さらに「ある約束事」のカレンダーを追記・修正する。
こんな感じです。シームレスさ伝わりましたか?
これ、Windows&Android間でやるには、方法はあるにしても、何かしら考えて設定しなくてはなりません。
一方、Appleデバイス間は、ほぼ何も考えることなくシームレスに同期して使えるのです。
- データを簡単に共有できる
- 異なるデバイス間でシームレスにアクセス可能
- ファイルの同期がスムーズ
ユーザーが何も意識することなく、iPhoneで、iPadで、Macで同じデータを見たり、編集したりできるのは、一度体験してしまうと、それ以外の不便な環境には戻れない・・・という感じになってしまいます。言葉を替えると「データの一元管理」(厳密にはちょっと違うけどね)。
iCloudを利用することで、そのデータの一元管理が可能になるというわけです。



iCloudでデータを自動で共有することで作業効率が大幅に向上します 🐾
③ 手動バックアップの手間を省くため
先に、iCloud以外でもバックアップは可能と書きましたが、それらはだいたいが手動です。この手動でバックアップを行うのは、意外と手間がかかるものです。
また、バックアップすることを忘れたりもします。
しかし、iCloudの自動バックアップを利用すれば、その手間を大幅に省けるし、というか、一度設定し終えれば、あとは何もやることがない。
そして、バックアップし忘れるということもありません。
iCloudが自動的にバックアップを行うため、ユーザーは、その後の手動での作業が一切不要となります。
もちろん、突然デバイスが壊れた・・・なんてことがあり、バックアップからデータ復旧するには手数が少しかかりますけどね。
- 手動のバックアップ作業が不要
- バックアップの忘れを防止
- 定期的なデータ保護が可能
繰り返します。
日々の忙しい生活の中でバックアップを忘れることもありません。iCloudに自動でバックアップされるので、常に最新の状態が保たれます。また、手動でのバックアップに比べて、時間や手間を大幅に節約できます。
このように、iCloudの自動バックアップは、忙しい現代人にとって非常に便利です。手間を省きつつ、データ保護も確実に行えます。



iCloudの自動バックアップで、日々のバックアップ作業から解放されるでしょう 🐾
iCloudで自動バックアップの設定手順(iPhone、iPad、Mac)


次に、iCloudで自動バックアップを設定する方法について説明します。
以下の手順に従って、iPhone、iPad、Macでの設定を行いましょう。
- iPhoneの設定手順
- iPadの設定手順
- Macの設定手順
各デバイスごとの設定方法を詳しく解説していきます。まずは、iPhoneでの設定手順から見ていきましょう。
① iPhoneの設定手順
iPhoneでiCloudの自動バックアップを設定する方法を解説します。
まず、設定アプリを開きます。次に、画面上部のユーザー名をタップします。
- 設定アプリを開く
- ユーザー名をタップ
- iCloudを選択
- 「iCloudバックアップ」をオンにする
例えば、毎日夜間に自動でバックアップが行われるように設定できます。iPhoneが電源に接続され、Wi-Fiに接続されている場合にバックアップが実行されます。設定が完了したら、自動バックアップが有効になります。
このように、iPhoneでの設定は非常に簡単です。



iPhoneの設定は簡単なのですぐに自動バックアップを始めましょう 🐾
② iPadの設定手順
iPadでiCloudの自動バックアップを設定する方法は、iPhoneとほぼ同じ(全く同じ🐾)です。
まず、設定アプリを開きます。
次に、「設定」画面上部にあるユーザー名をタップすることからスタート。
- 設定アプリを開く
- ユーザー名をタップ
- iCloudを選択
- 「iCloudバックアップ」をオンにする
iPadも、夜間に自動でバックアップが行われるように設定できます。iPadが電源に接続され、Wi-Fiに接続されている場合にバックアップが実行されます。設定が完了したら、自動バックアップが有効になります。
このように、iPadでも簡単に設定できます。



iPadも同様に簡単に設定できるのでバックアップを有効にしましょう 🐾



これなら、ワシにも出来る
③ Macでの設定手順
MacでiCloudの自動バックアップを設定する方法を解説します。
まず、システム環境設定を開きます。次に、Apple IDをクリックします。
- システム環境設定を開く
- Apple IDをクリック
- iCloudを選択
- 「iCloudバックアップ」をオンにする
例えば、毎晩自動でバックアップが行われるように設定できます。Macが電源に接続され、Wi-Fiに接続されている場合にバックアップが実行されます。設定が完了したら、自動バックアップが有効になります。
このように、Macでの設定も簡単です。



Macの設定も簡単なので、すぐに自動バックアップを始めましょう 🐾
Macにおけるバックアップ、2つの考え方


繰り返しになりますが、「iPhoneとiPadのバックアップって割と単純だし簡単」ということをしっかり覚えてくだsだいね。
【故障の場合…】
例えば、iPhoneが何らかの障害・故障で、一度初期化〜つまり工場出荷状態〜しなければならないとします。そうなると、これまで使っていたアプリや細かいシステム設定などは、購入時の状態。このままだったら泣き崩れるばかり(笑)。
でも、iCloudを使ったバックアップがあれば、初期設定が終わった後、このバックアップを使って元の状態に簡単に戻すことができます。
Wi-Fi ネットワークをタップして接続した後「iCloud バックアップから復元」をタップする。これだけ。これを初めて体験したとき、そのあまりの簡単さに驚くこと間違いありません。
【機種変更の場合…】
実は機種変更もこのやり方で、以前のデバイスで使っていた状態(アプリやいろんな設定の何もかも)が、魔法のように再現されちゃうわけです。
そして、iPadの場合でも同じ。
Windowsマシン時代は、1年に1度新しいマシンを買っていましたので、購入するたびに「これまで使っていた状態」を再現するのは大変な作業でした。
それが、iPhoneやiPadでは、iCloudのバックアップが機能していれば、Apple ID(IDとパスワード)を入れるだけで、細かいこと気にせずに、前のデバイスの状況が再現しちゃうのです。
その便利さに愕然とし、それがAppleを使い続ける一つの強い動機になっています。
□ □ □
さて、話をMacに戻して。
Macのバックアップということですが、大きく2つの考え方があります。
- ① iPhoneなどと同じように、以前使っていた状態をまるごと戻すという考え方
- ② 以前使っていた状態にはこだわらず、以前と同じ状態でiPhoneやiPadでデータ共有できる状態に戻すという考え方
①を実現するためには、Macにある「TimeMachine」という機能を使う必要があります。これは、今使っているMacの状態をそのまま残すというもの。日々、使っている状態は変化しますので、一端、元となる使っている状態を保存したら、その後は、変化した部分(差分)を保存していきます。
このTime Machine機能により、何らかの障害があって、2日前に戻すとか、1週間前に戻すとか、もちろん、直前に戻すとか、結構細かいことが出来ます。
かなり便利ではありますが、大量のデータ領域を消費する、言い換えるとストレージを大量に消費するので、私はここ5年くらい使っていません。
私自身、必要を感じていないので、今後、Time Machineに関する記事を書く予定はありません。
□ □ □
②は、今使っている状態はどうでもいいから、データだけはiPhoneやiPadなどと共有して使える状態に戻したいということ。
これらの共有データは、原則、バックアップ状態に設定しておけば、iCloud上に残っています。
Macを初期化しても、iPhoneやiPadと同じApple IDを入力することで、共有データを使える状態を簡単に再現できます。
つまり、②はデータのみをiCloudにバックアップしているという状態で、今使っている細かいアプリの設定などは、残していないのです。
Macは使っていると、いろいろなゴミ(ユーザーには認識できない不要なファイル)がたまり、それらがストレージを予想外に消費していることがあります。
なんらかのトラブルで、初期化しなくてはならなくなったとしたら、それは、一度、綺麗さっぱりな状態にする良いチャンスなのです。
データさえ、共有して使える状態になれば、日頃の運度不足でデブった身体が一挙に10kg痩せたみたいな状態になれるわけです(笑)。
そんなこんなで、私は、Macにおいては、②推しです。
前述のMacのバックアップ設定についても、この考え方に基づく「データのバックアップ」の設定方法です。
繰り返しますが、今使っているMacの様々な設定をまるごと残したいのなら、Time Machine機能一択です。
これについては、細かい説明はしませんが・・・。
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当ブログでいうバックアップですが、iPhoneやiPadの場合はシステムまるごと状態のバックアップ。
一方、Macの場合は、データのバックアップ。そういう違いがあります。
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もう少し追記しますね。
Windowsマシン、つまりパソコンでは、いろいろな書類を作成したら、それはパソコン内のストレージ(HDDやSSD)に保存します。
だから、そのデータを外部ストレージに保存していない限り、パソコンが壊れてしまえば、データは無くなってしまうわけです。
MacでiCloudを使うとは、誤解を恐れずに書きますが、パソコンとは大きく違うのです。
つまり、書類などを含むデータ類はMac上ではなく、iCloudにおいて作業するという感じです。
だから、万一、Macが壊れても、紛失しても、データだけはiCloudに残っている。
そして、iPhoneや、iPadや、Macを紛失したときなど、遠隔操作で、そのデバイスとデバイスに残っているデータを無効化できる。
データは常に安全なiCloud上にあるし、万一のときの無効化もできる。至れリつくせりです(笑)。



なるほど、Apple製品は安心だね
iCloud自動バックアップのために容量アップ?


iCloud自動バックアップを設定するには、まずiCloudの容量を確認し、必要に応じてアップグレードすることが重要です。
これから、iCloudの容量アップについて詳しく解説します。
- iCloud容量と価格一覧
- iCloudのメリット・デメリット
- 筆者のぶっちゃけ話
iCloudの容量を増やすことで、写真やデータのバックアップを安心して行えます。
次に、それぞれの見出しについて詳しく説明していきます。
① iCloud容量と価格一覧
iCloudの容量プランは複数あり、選択肢も豊富です。
現在、以下の容量と価格が用意されています。
- 5GB:無料
- 50GB: 130円/月(税抜・以下同じ)
- 200GB:400円/月
- 2TB: 1,300円/月
- 6TB: 3,900円/月
- 12TB:7,900円/月
支払い方としては、月払いだけでなく、年払いもあります。
しかし、年払いはそれぞれの月額×12ヶ月分であり、年払いによる割引は全くありません。
なので、契約するなら月払いがおすすめ。
次に、無料の5GBの容量では、iCloudの良さ(デバイス間のデータの共有とか、自動バックアップとか)を実現するには少なすぎます。
50GBでもどうかなという感じ。
最低でも、200GB、つまり、税込 400円/月の契約が必要となります。
ちなみに、筆者 林檎郎は、iCloudに保存している写真だけで、150GB以上あります。また、iPhone、iPad、Madのバックアップやデータの共有で、iCloudは800GB以上も使っています。
つまり、iPhoneだけのAppleユーザーで、写真データ量があまり多くなければ、200GB・400円/月でも大丈夫ですが、複数のApple製品を持ち、写真保存も多いようなユーザーでしたら、2TB・1,300円/月一択になるでしょう。
月額1,300円はちょっと・・・という方は、まずは、200GB・400円/月から使ってみるのがいいでしょう。
いずれにしても、自分の使用量に応じて最適なプランを選びましょう。
② iCloudのメリット・デメリット
この記事は、基本「iCloud礼賛」ですが、それだけでは意味がない。なので、iCloudを利用する際のデメリットもしっかり示します。
まずはメリットから見ていきましょう。
- データの自動バックアップ
- 複数デバイス間でのデータ共有
- 安心のセキュリティ
一方、デメリットもあります。
- 月額料金がかかる
- 容量が足りなくなる可能性
- Apple製品以外では使いにくい
自分のニーズに合わせて、メリット・デメリットを比較しながら利用を考えましょう。
「Apple製品以外では使いにくい」という点だけ、少しコメントします。
iCloudはクラウドサービスです。DropboxやOne Drive同様にデータを保存したり共有したりという使い方ができます。
つまり、Windowsパソコンから、アクセスしてファイルを保存したりすることは可能です。
しかし、iCloudの一番の売りは、Apple製品との親和性を極力高める形でチューンナップされていることです。
その例が、「簡単に設定するだけで自動バックアップができてしまう」ことや、「Appleデバイス間で簡単&安全にデータ共有できてしまう」ことなどです。
これらはユーザがあれこれ悩んだり、難しい操作したりすることなく、簡単に実現できてしまうのです。
WindowsパソコンやAndroidスマホから、iCloudをこのように使うことはできません。
結果、「Apple製品以外では使いにくい」となるわけです。
これは、逆にいうと「Apple製品においては、iCloudは手放せないほど便利なツール」ということなのです!
□ □ □
そうそう、さきほど、実用性を考えるとiCloudの契約は「2TB・1,300円/月」が一推し的なことを書きました。
1,300円高い!!!・・・と思われるかもしれませんが、家族と写真を共有したりというような使い方もできます。
2TBという大きなクラウドですが、いろいろな便利な使い方もできます。
自動バックアップ以外のiCloudの活用方法についても、今後、記事を書く予定です。



iCloud容量のアップグレードは、快適なデバイス利用に不可欠です🐾
③ 筆者 水曜日の青猫のぶっちゃけ話
さて、筆者 林檎郎は、1990年のMacintosh SE/30を所有するも、1980年から2010年までは、ほぼWindowsオンリーでした。しかし、2009にはiPhoneを購入し、そして、2011年には身の回りのWindowsマシンを一掃し、その後、現在までAppleだらけで暮らしてきました(今も!)。
つまり、iCloudについては10年以上、使い続けています。
そんな私が、iCloudについて、ぶっちゃけます。
まずは、デメリットをさらに6点追加するとともに、それについてのポジティブなフォローコメントを提示します。
- ストレージ容量の制限:無料ストレージは5GBのみ、追加は有料。
- iPhoneだけでも、iPadだけでも、無料ストレージ5GBではiCloudの自動バックアップは無理な可能性が高い。
- iPhoneだけ、あるいは、iPadだけな場合で、大量な写真データがなければ、200GBのiCloud(月額税込 400円)で間に合う可能性大と予想します。
- 大量な写真データがある場合、あるいは、MacもiCloudでバックアップする場合(つまりデバイス間でのデータの共有化)などは、2TBのiCloud(月額税込 1,300円)が必要になるでしょう。
- ちなみに、筆者・林檎郎は、iPhone・iPad・MacをiClooudで自動バックアップさせており、写真データも大量(152GB)にあります。この状態で、約800GBを消費。iCloudの残りは約1.2TBですから、2TBの契約をすれば、余裕です。
- バックアップの速度:大容量データのバックアップには時間がかかる。
- 時間が掛かるのは、初めてのバックアップ作成のときだけです。それも自動ですから、その間に別のことをしていればいいだけなので楽ちん。1度バックアップを作ってしまえば、あとは差分をバックアップするだけですから、時間はかかりませんし、自動ですから、イライラ待つという状況になることもありません。細かくいうと、新規作成ファイルや編集されたファイルだけを同期するということです。実際、自動バックアップは「知らないうちに、気づかないうちに終わっちゃってる」という感じです。
- 特定データの除外:一部アプリやデータはバックアップされないことも。
- これはネットから拾ったネガティブ情報ですが、個人的にiCloudのバックアップを10年近くやってきて、「一部アプリやデータがバックアップされなくて困った」という経験はありません。どのデータをバックアップ(iCloudに保存)するかどうかは設定できます。いざというとき、大切なデータがiCloudに無い・・・ということは、もともとそういう設定にしていたということだけの話。以上は、あくまでも個人の体験・体感ですが。
- インターネット接続の依存:バックアップや復元にはインターネットが必要。
- これはその通り。ネット接続は必須です。ネット接続されていれば、設定完了した通りに、あとは自動というわけです。
- プライバシーの懸念:クラウド上のデータ保存に対する懸念。
- これもネットから拾ったネガティブ情報。いわゆる、クラウドにデータを置くのは不安だね・・・ということ。私は、iCloudを含め、Cloud利用は10年以上の経験がありますが、Cloudの活用でセキュリティの問題が生じたことはありません。Cloudは、実績があり安心安全なものを選びましょう。ちなみに、私が現在も使っているクラウドは、iCloud、One Driveです。どちらも安心・安全なクラウド。これで合計 3TB。これだけあれば、容量的には当面十分です。以上、これも、個人の体験・体感ですが。
- 互換性の問題:ほぼAppleデバイス専用で他プラットフォームとの互換性がない。
- これもネットから拾ったネガティブ情報。iCloudはApple専用にチューンナップされているで、Windowsやその他のOSからでは、それほど便利に使えません。その点、他のCloud(One Driveなど)とは違います。しかし、その分、Appleデバイスとの親和性が高く、設定や運用が簡単過ぎるくらい便利だ・・・というメリットがあるわけです。
次にiCloudの料金体系について、ぶっちゃけます。
- 年額は、すべて月額の12倍。つまり、年契のお得感は全く無い。年額割引があれば、そちらに移行するのに…。
- 現実問題、iCloudは無料の5GBでは使い物にならない。かといって、写真データが大量にあると、「200GB:400円/月」でも苦しい。その上がいきなり飛んで、「2TB:1,300円/月」という設定になっている。正直、小ずるさを感じます。1TBがほしいところなんですが…。
- 私はMacも含め、大量な写真データを含め、現状800GBを消費。つまり、1TBでも足りる感じです。でも、200GBの上は、2TBしか選択しがない。それどころか、今後、Appleデバイスを使い続ける限り(そのつもりですが)、「iCloudの2TB縛り」は続く訳です。便利っちゃ便利だからいいですが・・・。やはり年額で 15,600円の出費は軽くはないですね。
iCloudバックアップの確認方法


さて、次に、iCloudのバックアップが正常に行われているか確認する方法を説明します。
以下の手順で確認が可能です。
- 設定アプリから確認する
- iCloudウェブサイトから確認する
- デバイスのストレージ使用状況から確認する
それでは、各確認方法を詳しく見ていきましょう。
① 設定アプリから確認する
まず、設定アプリからバックアップ状況を確認する方法です。
設定アプリを開き、画面上部のユーザー名をタップします。
次に、iCloudを選択し、「iCloudバックアップ」をタップします。
- 設定アプリを開く
- ユーザー名をタップ
- iCloudを選択
- 「iCloudバックアップ」をタップ
ここで、最新のバックアップ日時が表示されます。
バックアップが正常に行われているか確認することができます。
この方法で、簡単にバックアップの状況を確認できます。



設定アプリから簡単にバックアップの状況を確認できます 🐾
② iCloudウェブサイトから確認する
iCloudウェブサイトからバックアップ状況を確認する方法もあります。
ブラウザでiCloud.comにアクセスし、Apple IDでログインします。
次に、「設定」をクリックします。
- iCloud.comにアクセス
- Apple IDでログイン
- 「設定」をクリック
- バックアップ状況を確認
ここで、デバイスごとのバックアップ情報が表示されます。
ウェブサイトからもバックアップの状況を確認できます。
この方法で、iCloudのバックアップ状況を確認できます。



iCloudのウェブサイトでもバックアップ状況を確認できます 🐾
③ デバイスのストレージ使用状況から確認する
最後に、デバイスのストレージ使用状況からバックアップを確認する方法です。
設定アプリを開き、「一般」を選択します。
次に、「ストレージとiCloudの使用状況」をタップします。
- 設定アプリを開く
- 「一般」を選択
- 「ストレージとiCloudの使用状況」をタップ
- 「iCloud」を選択
ここで、iCloudのストレージ使用状況とバックアップ情報が表示されます。
この方法で、デバイスのストレージ使用状況を確認できます。
iCloudのストレージ使用状況も一目でわかります。



デバイスのストレージ使用状況からもバックアップを確認できます 🐾



意外に簡単なんだな!
iCloud自動バックアップが失敗する場合の対処法


ラストは、iCloudの自動バックアップがうまくいかない、すなわち失敗した場合の対処法を説明します。
以下の対処法を試してみてください。
- ストレージ容量を確認する
- インターネット接続を確認する
- デバイスを再起動する
これらの対処法を順番に試してみましょう。
まずは、ストレージ容量を確認する方法です。
① ストレージ容量を確認する
iCloudのストレージ容量が不足していると、自動バックアップが失敗します。
まず、設定アプリを開きます。
次に、ユーザー名をタップし、iCloudを選択します。
- 設定アプリを開く
- ユーザー名をタップ
- iCloudを選択
- ストレージを確認
ここで、iCloudのストレージ使用状況が表示されます。
ストレージがいっぱいの場合、不要なデータを削除して容量を確保します。
例えば、古いバックアップや不要なファイルを削除することで、容量を確保できます。
ストレージ容量を確保することで、バックアップの失敗を防げます。



時々、ストレージ容量を確認して、不要なデータを削除しましょう 🐾
② インターネット接続を確認する
iCloudの自動バックアップにはインターネット接続が必要です。
Wi-Fi接続が不安定な場合、バックアップが失敗することがあります。
まず、Wi-Fiなどのネット接続状況を確認します。
まれに、ルーターの調子が悪いなどということもありますね。
あるいは、おおもとのドコモ、au、ソフトバンクなどに障害があるとか…。
- Wi-Fi接続状況を確認
- ルーターを再起動
- 別のWi-Fiネットワークを試す
- モバイルデータをオフにする
例えば、ルーターを再起動することで接続が安定する場合があります。
また、別のWi-Fiネットワークを試してみることも有効です。
接続状況が改善されると、自動バックアップが正常に行われます。
このように、インターネット接続を確認することが重要です。



Wi-Fi接続が安定しているか確認してみましょう🐾
③ デバイスを再起動する
最後に、デバイスを再起動する方法です。
再起動することで、一時的な不具合が解消されることがあります。
まず、デバイスの電源を切ります。
- デバイスの電源を切る
- 数秒待つ
- 再び電源を入れる
- バックアップを再試行
例えば、iPhoneの電源を切って再度入れることで、バックアップが正常に行われることがあります。
この方法で、一時的な不具合を解消できます。
再起動後、iCloudバックアップが正常に動作することを確認してください。



デバイスを再起動して、バックアップを再試行しましょう 🐾



iCloud使わなきゃもったい…ということが分かったな
まとめ


ここまで読んでいただきありがとうございます。
今回は、iCloudの自動バックアップ設定方法について紹介しました!
それでは、この記事のポイントを振り返ります。
- iPhone、iPad、Macの自動バックアップの簡単設定手順
- バックアップの確認方法
- バックアップの問題解決方法
iPhone、iPad、MacそれぞれのデバイスでのiCloud自動バックアップ設定手順などについて詳しく説明しました。
また、バックアップが正常に行われているかの確認方法や、バックアップに失敗した場合の対処法についても紹介しました。



設定方法や確認方法が分かりやすかったので、自分でできるようになったと思う。



iCloudのバックアップをしっかり設定して、大切なデータを守ってください 🐾
なお、バックアップからのリカバリ(復旧)については、こちらの記事をご確認ください。
↓ ↓ ↓


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